子どもの叱り方:イライラしないための3つの感情コントロールとは

うちには5歳と3歳の男の子がいます。この時期の子どもってかわいいんですが、ちょっとしたことでイライラして叱ってしまったりして・・・子どもの叱り方って本当に難しいですよね。特に、一番難しく感じるのが自分の感情のコントロールです。

感情のコントロールができると、子どもたちとうまく接することができます。

最近では「アンガーマネジメント」という、自分の怒りをコントロールするためのパパママ向けの講座が人気があり、私も勉強しています。

この記事では、子育て時に大切な感情コントロールについて、イライラしないための3つの工夫についてご紹介します。

1.衝動のコントロール

何か出来事が起きてから、怒りの衝動のピークが続くのは長くても6秒だと言われます。

ですから、子どもの言動に対して怒りがこみあげてきそうになったときにまず取る行動は、この6秒間をいかにやり過ごすかということです。

例えば以下のような行動です。

怒りのピーク(6秒間)をやり過ごすための行動

  • 深く深呼吸をする
  • 6秒間カウントする
  • 好きな人のことを思う
  • 何か適当な呪文を唱える
  • 自分の怒りを客観視する(手のひらに、誰にどんなことで怒ったのかを書いてみる)

このとき、子どもをにらみつけてしまうと、怒りの衝動はますます高まります。そういうときは、目をそらしたり、体を動かしたり、頭の中で簡単な足し算引き算などをしたりすると、自分の気がまぎれて効果的です。

2.思考のコントロール

人の怒りが出てくる背景には、「~すべき」という思い込みがあることが多いです。例えば、「何歳になったら子どもにこれをさせるべきだ」「親として子どものしつけはこうあるべきだ」といったものです。

これらの多くが実は、自分の願望や希望、欲求だったりします。そして、理想と現実のギャップが出てくると、怒りの感情へとつながります。

「~べき」の境界線には以下の3つがあります。

  1. 自分と同じ・・・怒りが出てこない範囲
  2. 自分と少し違うが許容可能・・・許せるという範囲
  3. 自分と違って許容できない・・・許せないという範囲

図で表すと以下のようになります。

この図の中の「②自分と少し違うが許容可能」な範囲をいかに広げるかが、怒りの思考をコントロールするポイントです。

怒りの思考コントロールのポイント:「~べき」の境界線を広げよう

子どもの成長は個人差があって当然です。人と比較せずに、まずは子どもの成長が今どの段階なのかを見極め、子どもに寄り添った子育てが大切です。

3.行動のコントロール

子どもを叱るときの「叱り方」を考えてみましょう。その叱り方、伝わっていますか?

以下のようなNGワードには気をつけましょう。

叱るときのNGワード

  • 「いつも」「絶対」(決めつけ)
  • 「しっかり」「ちゃんと」(ちゃんとの意味がわからない)
  • 「こんなこともできないの」(人格否定、自己肯定感の低下につながる)

感情的に叱る前に、まず子どもの気持ちを聞いてあげることが大切です。

次に、やってはいけない叱り方の例です。

叱り方のNG

  • 人と比較する
  • 過去を引っ張り出す
  • 感情的になる
  • 「なぜ?」で相手を責め続ける
  • 威圧的に言うことを聞かせようとする
  • 自分の保身のために叱る

どうですか? これを最初に聞いたとき、私は自分にあてはまるものがいっぱいあって正直ショックでした。

でも、怒りそのものに良いも悪いもありません。怒りの仕組みを知って、上手にコントロールできれば、子どものやる気を引き出す叱り方や伝え方ができるようになるのです。

子どものやる気を引き出す伝え方が、「I(私)メッセージ」です。

「I(私)メッセージ」の例

  • 「~してくれたら、お父さんはうれしいな」
  • 「~したら、お母さんは悲しいよ」

逆にYOU(あなた)メッセージというものがあります。YOUメッセージとは、「あなたが悪い」「あなたが私を傷つけた」という相手を主語とした伝え方で、これだと相手の反発を招くことにつながります。

子どもたちには、愛のある「Iメッセージ」で伝えて、怒りたくなる場面を逆に子どもの心を伸ばすきっかけにできたらいいですね。

最後に:実践してみて感じたこと

私自身、アンガーマネジメントを勉強してみて実際にチャレンジしてみましたが、実践が本当に難しいです。子どもの話を聞こうとしても、6秒間待てずに怒ってしまうことが何度もあります。

特に二番目の子どもが生まれてからは、自分の中の「~べき」という許容範囲を広げないと、子どもたちを本当に傷つけてしまうと感じました。

子どもという身近な対象ほど、親としての自分の願望が強くなり、怒りを生み出してしまいやすくなります。一旦、怒るとどんどんイライラが積み重なっていきます。この怒りの連鎖をどう断ち切るかが課題ですね。

今回ご紹介した3つのコントロールは、練習すれば誰でもできる初歩的なものです。私もこれから三人の子育てが始まるので、練習して自分の怒り感情をコントロールしていきたいと思います。

最後に、私が学んだ「日本アンガーマネジメント協会」の大石緑さんから聞いた素敵な言葉を紹介します。

「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる。明るい家庭、元気できれいなお母さんになってください」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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